日日諸諸

秋の運動前に。靴の点検と靴擦れの予防を

おはようございます。こんにちは。夕方からはこんばんは。
日日諸諸(ひびもろもろ)へようこそ。

二十四節季の「秋分」の頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
朝夕は涼しく虫の音も盛んになってきました。
当院の鶴舞も様々な種の虫の音、特に目立って
聞こえるのがスズムシです。
名古屋の中心地からさほど遠くない鶴舞に
スズムシの音が聞けるのは驚きました。

当院前の山王通の歩道はウォーキングやジョギングを
楽しまれる方をお見掛けします。
ひと足遠くへ足を延ばされる方もいらっしゃいます。
運動前と後には体操、ストレッチ等で体のケアをされている
かと存じますが、そこにプラスして靴の点検をご提案致します。
おそらく多くの方は、靴の購入前は慎重に履き心地やサイズ感を計られますが、
購入後は履きなれてしまうと道中で違和感を感じても使用を続けてしまいます。

そういう私も実は靴の内張が足の小指に当たり爪を割ったことが
あります。(なので人のことは言えませんが…)
1度や2度ではこのようなことにはならないので、
おそらく軽度な当たり方を繰り返して割れてしまったと思います。
時々は靴の点検をしないといけませんね。
車の点検と同じだと思って、大切な“足”ですから。

私たちの足を守る役割を果たしているということを
忘れがちになるには、靴の性能、カッコ良さ、オシャレ感、
諸々をふくめるとパフォーマンスに
気が向いてしまうからではないでしょうか。
靴そのものの原点に返れば足の保護の役割は大きいです。

 

話は変わりますが、靴擦れの話題です。
新品の靴や履きなれない靴、他にも
諸諸の状況はあるかと存じますが
靴擦れは嫌ですね。
靴と皮膚の摩擦により皮膚が擦れることで
擦過傷(さっかしょう)と言われます。
最近では靴擦れ防止テープが市販されて、
靴に貼り付ける商品があります。
主に踵(かかと)の靴擦れ防止向けの商品が多いようですが、
残念ながら靴擦れの発症箇所は踵だけではありません。
親指、小指の側面や付け根、各指の甲側、
他にも個人差によって発症箇所は様々です。
また、既に靴擦れをされた方は適宜必要な治療を行って下さい。
場合によっては専門医にご相談をされることをご進言致します。

予防法ですが、靴擦れの起きそうな箇所にテーピングを施します。
アレルギー等のある方は必要な処置が必要ですが、
テーピングの選択で生地の厚いテープは歩行の際に妨げとなる
こともありますからお気をつけください。

長さや幅の調節がしやすく色も目立ちにくい色もあります。
足全体の形状の多くは曲面で貼り付けるには慣れが必要ですが、
殆んどの箇所に貼り付けることが出来ます。
貼り付け作業に関しては、テープの種類によっては伸縮、非伸縮と
ありますから使いやすいものを選ばれると良いですね。
さらに便利なのは、少々の汗や蒸れで剥がれる心配は少なく、
貼り付け面に剥離紙が施してあるテープであれば
予めカットして携帯することも可能です。
私の経験上のことではありますが、本当に便利です。

今回は、運動のお出掛け前に今一度、靴の点検と靴擦れ予防を
記事とさせて頂きました。
どうか皆様、ケガのないように
秋の運動シーズンを楽しんで下さい。

 

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