日日諸諸

寒くて動きたくないけど  そんなわけにはいきませんね

おはようございます。こんにちは。夕方からはこんばんは。
日日諸諸へようこそ。
二十四節季の小雪の頃、いかがお過ごしでしょうか。
寒さや冷えで冬の季節を感じ取るどころか、
受け入れなければならない頃ですね。
そう。受け入れたうえで、寒さによる
筋肉への影響を記事にしたいと思います。

気温の低下とともにこんなことが…
「関節の痛み、首、肩が動かしにくくなる」
「腰痛などの筋肉痛を起こしやすくなる」

気温の低下とともに私たちの身体は体温を維持したり、
生命を守るために身体の内部環境を変化させないように
恒常性を維持することに身体が働きます。
このことをホメオスタシスと言います。

ホメオスタシスを維持するために
いくつもの作用があり、
その中で筋肉に影響を及ぼすものがあります。

・体温を逃さないために、血管が収縮する
・気温の低下とともに筋肉の収縮が継続すると硬くなる
・筋肉が収縮して神経が圧迫される

これらのことが必ずしも皆様の日常に
影響を及ぼすことはありませんが、
時には強く作用し困らせてしまうことがあります。
血管の収縮は血液循環を滞らせ
酸素や栄養などの巡りを鈍らせます。
筋肉の硬化は関節が動かしにくくなり
首痛、肩痛、腰痛などが発症します。
神経の圧迫はその部位をジンジン、ビリビリと
痺れ感などに悩ませます。

では、どうすれば。
先ずは、寒さ対策を講じてください。
衣服の防寒対策はご案内の通りです。
さらに就寝時の防寒対策もご検討ください。
意外と寒さでよく眠れていないことがあります。
睡眠による休養は大切です。

筋肉の収縮や神経の圧迫は、
医師の指導を受けて運動を避ける状況にない方は
適度な運動をしましょう。

いつもながら運動を勧めます。
私の背景として体育会系に
依るところもありますが、
治療にあたる者として
身体を動かすことがなにより
健康を保つ元になると考えています。

やむを得ず運動ができない場合を除き、
身体を動かさない日々を送ると
人間の身体は順応して
誤解を恐れず申し上げると、
筋肉は仕事をしなくて良いのかと
感じとり本来の筋作用を鈍らせます。

私ごとですが、以前は介護福祉士として高齢者施設で勤めてきました。
高齢の方から体の状態を年齢を重ねるごとにどうだったか
聞かせてもらう機会が多かったこともあり、
勝手ながらの感想ですが
「人間の営みは100年前から、何ら、変わっていない」
ということです。

「寒くなった」「面倒だ」よりも
動かせる身体を維持し、創り続けてください。

足首、膝のまげのばし、
腰を回旋させる、腕のまげのばし、
簡単なものから始めてください。

さらに、外出で体を運動させる機会がある方は
勇者ともいえるでしょう。
冷えた外気に立ち向かうわけですから
表題の馬追の絵の如く、勇ましい姿ですね。

 

 

 

 

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