日日諸諸

腰痛諸諸 ―急性腰痛と慢性腰痛に悩まされる―

おはようございます。こんにちは。夕方からはこんばんは。
日日諸諸へようこそ。
今回は腰痛の話題です。

急性、慢性、世代を問わず腰痛で日常生活や職場でも悩まされ、
当院にも腰痛で施術に来院される方がいらっしゃいます。

表題のように
急性症状と慢性症状に分けると、
急性と慢性とでは初期対応が違います。

急性症状は「魔女の一撃」と言われるほどに
突然、激痛に襲われます。
恥ずかしがらず、ためらわず、
整形外科へご相談なさってください。

慢性症状の方は、残念ながら一度は腰痛を経験されたり
再発と軽快を繰りかえしている方が概ね該当します。
ここでひとつ大切なことは、以前と状態が違うと思われた時は
やはり、整形外科をはじめ医師の診察を受けてください。
繰りかえされる症状の場合は、可能な範囲で休息をとり
負担を減らすなど、慢性症状を抱える方にはご案内のとおりです。

 

急性症状は…
「ぎっくり腰」「椎間板ヘルニア」などが思い起こされます。
厚生労働省の腰痛対策のより

特異的腰痛(原因がはっきりしている)が15%
非特異的腰痛(原因がはっきりしていない)が85%

特異的腰痛の内訳は
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症がそれぞれ4~5%
その他、圧迫骨折、感染性脊椎炎、癌の脊椎転移、内臓疾患
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/
gyousei/anzen/dl/1911-1_2d_0001.pdf

「ぎっくり腰」は急性症状では最も一般的に知られ
ここ一番という大事なときに突然、激痛が走ります。

慢性症状は…
症状の継続期間をさらに分けると
亜急性腰痛 1~3カ月、慢性腰痛 3カ月以上症状が続きます。
鈍痛がしつこく続く、軽快と再発を繰りかえし
ときには、お尻や足にしびれを伴うこともあります。

椎間板ヘルニア、腰椎分離・すべり症、脊柱管狭窄症などは
原因がはっきりするため、適切な対処が行われますが
ストレス、発痛源が不明なものは非特異的腰痛にあり
長時間のデスクワーク、長距離・長時間のドライバー、
重量物を取扱う、腰をひねった作業、前傾姿勢などを
繰りかえし行うことで腰痛を発症し慢性腰痛と
なりやすい状況にあります。

急性症状、慢性腰痛のいずれの場合も悩みは尽きません。
心配してストレスとなってもいけませんね。
先ずは整形外科へご相談されて
診断とアドバイスを受けましょう。

そして、皆さまの判断に依りますが、
治療家の施術を受けられることも良いでしょう。
この場合の治療家とは
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ師の
治療を受けることとします。

これらの治療家は国家資格の免許を取得しています。
腰痛などの症状をお伝えして、適切な施術が受けられ
皆さまの悩みを緩和すべく一助となるでしょう。
そういう私も、長年の腰痛患者の一人です。
痛み、辛さの悩みは私の身体をもって存じ上げております。

どうか、腰痛と折り合いをつけられて
悩みが晴れますように
願っています。

 

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