ベッドサイドワーキング

腰痛、背痛、膝痛の蓄積は…

おはようございます。こんにちは。夕方からはこんばんは。

私事ですが介護福祉士の頃の話です。どうか最後までご一読ください。ご参考になれば幸いです。

 

ホームページの「ごあいさつ」に書きましたが、以前は介護福祉士の仕事をしていました。

長年勤めてきたなかで通所介護、グループホーム、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム等々の経験をし腰背膝をはじめ、いたるところに疲労が重なることは、推して知るべしです。

 

それで、どうしたか。

それは、体操をすることでした。

えっ、それだけ。 と思われたら失礼いたしました。

そうです。たったそれだけです。しかも出勤前後で各5分程度です。ときには10分かかることもありましたが、少々の時間を作ってもらえたらと願います。

 

出勤前の体操は、今から身体を使うことを伝えるつもりで行いました。準備体操ですね。疲労、痛みの症状がおさまったわけではないのですが、ほどよく勤務をこなすことが出来ました。

勤務後は帰宅後、入浴後、就寝前のどこかのタイミングで身体を落ち着かせるつもりで静かにゆっくり軽く体操を行いました。こっちは整理体操ですね。

また、施設の形態で業務内容に違いがあることは言うまでもないのですが、介護、看護の皆様の身体の使い方が変わってくるということです。

例えば、入所系施設と通所系施設とではベッド⇔車いすの移乗の頻度(頻度もそうですが入居者のADLによって介助の方法も変わる)。通所介護系の送迎介助(外部での介助は天候や周辺の状況にも気を配ります)。また、同じ入所系であっても重度な介助を必要とする入居者が多いか少ないか。

 

これらはほんの一例ですが、施設の形態によって身体の使い方も変わり疲労、痛み、辛さの状態が違ってきます。私もこれらを痛感してきました。

 

疲労、痛み、辛さの蓄積はなんとしても避けたいものです。

 

具体的に体操の一例として腰回し運動があります。足を肩幅にして腰を足幅に左右ゆっくり動かします。次に左右に動かしながら徐々にゆっくり楕円形に回します。(痛みを感じた方はその時点で中止してください)骨盤の血行を促し疲労回復の一助となるでしょう。

 

まだまだ体操の方法はたくさんありますが、個々の状態に合った方法は「自分の身体は自分がよく知っている」「こうすればこうなる」と、ご自身で習得されることがなによりも労わることに繋がり、自分の身体をよく知るということに帰結します。

とくに勤務後の整理体操は1日の疲れを癒すだけでなく、緊張した筋肉を和らげ、血行を促し、副交感神経優位に切り替えて身体を穏やかにします。そして、入眠しやすくなり休息を促すことでしょう。

 

どうか、皆様ご安全に。

 

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